前回はPerfumeのモーションデータをダウンロードしてBlenderに表示するところまで行いました。
今回は読み込んだモーションデータとモデリングしたデータを関連付けてモデリングした物体が踊るようにしてみます。
1.まずはちょっとしたことですが、1フレーム目は踊りとは関係ないのでStartを2フレーム目からにします。
2.Frame Rateは40がいいみたいなのでCustomを選択して40フレームにします。
3.そして出力形式を選択します。任意のものでかまいませんが、ここではH.264を選択しています。
4.ここで以下の①~④の順に進めます。
5.すると骨格が少し下に下がって表示されます。この状態でObject Modeに戻します。
6.この骨格にフィットするようにモデリングをしていきます。ここでは簡単に立方体を並べただけのものを作りました。
テンキーを使うと正面や側面などの向きに切り替えられるので覚えておくと便利です。テンキーの1と5を押すと以下のようなFront Orthoになります。
7.テンキーの3を押すとRight Orthoに切り替わります。前後関係が骨格とあっているか確認し、あっていなければ調整します。
Ctrlを押しながらマウスの左をドラッグすると範囲選択できて便利です。
8.位置を骨格にあわせて足先部分を追加しました。(左足、右足の2カ所)
9.作成した物体を1つのオブジェクトにしたいのですべて選択して結合します。骨格を選択不可にしてから範囲選択して全体を囲むと楽に選択できます。選択したままの状態でCtrl + J を押すとすべての物体が結合され1つの物体になります。
10.選択不可にした骨格を選択可能になるようにします。そして物体を選択し、次に骨格を選択します。
この状態でCtrl + P を押し[With Automatic Weights]を選択します。これで物体と骨格が関連付けされました。
11.画面下部の再生ボタンを押すと作成した物体が骨格に合わせて動きます。
12.Animationボタンを押すとレンダリングが始まります。(かなり時間がかかります)
なお、ムービーの保存先はOutputに設定されている場所になります。
以上の手順で躍らせたサンプルが以下になります。(マテリアルやカメラ、ライトの設定など少し味付けしています)
サンプルは単純な立方体ですが、モデリング次第で自分の好きな物体を躍らせられるので興味のある方はお試しください。