本日から HoloLens 2 が日本で一般販売開始ということで、開発の際のちょっとしたTipsのご紹介。
プロファイラ
デフォルトでは表示になっていますが、常に表示されるとちょっと邪魔だったりします。
なので、必要なければプロファイラの設定でオフにしておくと良いと思います。
もしくは、ToggleFeaturesPanel プレハブを置いておくと動的に表示・非表示を切り替えられるので便利です(必要なくなったらプレハブを削除すればよい)。
または、音声コマンドで非表示にすることもできます(発音がよければ)。
Development Console
写真にあるような、Development Console が片目にだけ表示される場合がありますが、文字が小さくてほとんど読めません。 これはMaster ビルドだと表示されませんが、 Debugビルド、およびRelease ビルドでは表示されます(なぜかReleaseビルドでも表示される)。
スクリプトから
Debug.developerConsoleVisible = false;
として消すこともできます。
ソフトキーボード
以下のissueにある通り TouchScreenKeyboard.visible が正しい値を返さないため、キーボードの表示・非表示の正しい状態を取得するのは MixedRealityKeyboard.cs を参考にするのが良いです。
QRコードトラッキング
ドキュメント
以前認識したQRコードがキャッシュに残り、アプリ起動時に検出していないはずのQRコードを検出することがあります。これは「特定のタイムスタンプよりも古い QR コードを無視するようにアプリを構成する」ことで対応できます。
ドキュメントのQRコードの管理にも以下のように書かれています。
特定のタイムスタンプよりも古い QR コードを無視するようにアプリを構成することをお勧めします。 現時点では、API は QR コード履歴のクリアをサポートしていません。
QRコードトラッキングのサンプルコードは以下。