Hiromuブログ

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HoloLens2開発プチTips

本日から HoloLens 2 が日本で一般販売開始ということで、開発の際のちょっとしたTipsのご紹介。

プロファイラ

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デフォルトでは表示になっていますが、常に表示されるとちょっと邪魔だったりします。

なので、必要なければプロファイラの設定でオフにしておくと良いと思います。 f:id:HiromuKato:20200702172436p:plain

もしくは、ToggleFeaturesPanel プレハブを置いておくと動的に表示・非表示を切り替えられるので便利です(必要なくなったらプレハブを削除すればよい)。 f:id:HiromuKato:20200702172958g:plain

または、音声コマンドで非表示にすることもできます(発音がよければ)。 f:id:HiromuKato:20200702173211p:plain

Development Console

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写真にあるような、Development Console が片目にだけ表示される場合がありますが、文字が小さくてほとんど読めません。 これはMaster ビルドだと表示されませんが、 Debugビルド、およびRelease ビルドでは表示されます(なぜかReleaseビルドでも表示される)。

スクリプトから

Debug.developerConsoleVisible = false;

として消すこともできます。

docs.unity3d.com

ソフトキーボード

以下のissueにある通り TouchScreenKeyboard.visible が正しい値を返さないため、キーボードの表示・非表示の正しい状態を取得するのは MixedRealityKeyboard.cs を参考にするのが良いです。

issuetracker.unity3d.com

QRコードトラッキング

ドキュメント

docs.microsoft.com

以前認識したQRコードがキャッシュに残り、アプリ起動時に検出していないはずのQRコードを検出することがあります。これは「特定のタイムスタンプよりも古い QR コードを無視するようにアプリを構成する」ことで対応できます。

ドキュメントのQRコードの管理にも以下のように書かれています。

特定のタイムスタンプよりも古い QR コードを無視するようにアプリを構成することをお勧めします。 現時点では、API は QR コード履歴のクリアをサポートしていません。

QRコードトラッキングのサンプルコードは以下。

github.com