Hiromuブログ

HoloLens などに関するブログです

UE4 HoloLens Template

UE4 で HoloLes 用のプロジェクトを作成する場合、最初にプラグインを追加したりといくつか設定が必要になります。毎回これを行うのは大変なのでテンプレート化し、プロジェクト作成時に選択できるようにする方法をまとめてみました。

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テンプレートとなるプロジェクト作成

まず最初に、テンプレートにするためのプロジェクトを作成します。

プロジェクト名については、すでに TP_HoloLensBP というテンプレートが存在していたので、自分が作成した物であることが分かる名称にするのが良いと思いますが、ここでは TP_HoloLens という名称にしたものとします。

具体的なプロジェクトの内容として以下の設定を行っておくのが良いと思います。

  • Plugins 設定で HoloLens / Microsoft Windows Mixed Reality を有効化
  • ARSessionConfig の作成、設定
  • MRPawn の作成、設定
  • MRGameMode の作成、設定
  • UX Tools プラグインの追加、有効化
  • MRPawn にハンドインタラクション設定を追加

これらの具体的な設定方法については以下をご参照ください。


MRTK-Unreal(UX Tools) を利用した HoloLens 2 アプリ開発 | UNREAL FEST EXTREME 2020 WINTER

テンプレート化

  • C:\Program Files\Epic Games\UE_[Version]\Templates 配下に先ほど作成したプロジェクトを格納します

  • 以下のフォルダは削除します

    • .vs
    • Binaries
    • DerivedDataCache
    • Intermediate
    • Saved
  • Templates\TP_HoloLens\Config\DefaultGame.ini を開き ProjectName 変数を追加します

[/Script/EngineSettings.GeneralProjectSettings]
ProjectID=4D0B0F6940B43F7E0260AE87738672FB
ProjectName=HoloLens Template
  • Templates\TP_FirstPerson\Config\TemplateDefs.ini を Templates\TP_HoloLens\Config\TemplateDefs.ini. にコピーします

  • Templates\TP_HoloLens\Config\TemplateDefs.ini を開き、LocalizedDisplayNames 変数と LocalizedDescriptions 変数を更新します

LocalizedDisplayNames=(Language="en",Text="HoloLens")
LocalizedDescriptions=(Language="en",Text="HoloLens template")

LocalizedDisplayNames=(Language="ko",Text="HoloLens")
LocalizedDescriptions=(Language="ko",Text="HoloLens Template")

LocalizedDisplayNames=(Language="ja",Text="HoloLens")
LocalizedDescriptions=(Language="ja",Text="HoloLens用のテンプレートです")

LocalizedDisplayNames=(Language="zh-Hans",Text="HoloLens")
LocalizedDescriptions=(Language="zh-Hans",Text="HoloLens Template")
  • ClassTypes, AssetTypes の行はテンプレートの説明に表示するためだけのものであり、プロジェクトの作成には影響しないため削除します

  • また以下の行を削除します

SharedContentPacks=(MountName="FirstPerson",DetailLevels=("Standard"))
SharedContentPacks=(MountName="Geometry",DetailLevels=("Standard","High"))
  • Templates\TP_HoloLens\Media に以下ファイルを格納するとサムネイルとして表示されます

    • TP_HoloLens.png
    • TP_HoloLens_preview.png

以上でプロジェクト作成時にテンプレートとして表示されます。

プロジェクト作成後からすぐに UX Tools のコンポーネントも利用可能な状態になっています。

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テンプレートは以下で公開しています。 1drv.ms

こういった便利なテンプレートはおそらくそのうち公式から公開されるとは思いますが、それまでのつなぎとして利用されると良いと思います。

参考サイト

プロジェクトをテンプレートに変換する